カランメソッドは1から12までのステージで構成されています。すべての生徒様はステージ1からスタートすることが決められており、英語レベルが中級・上級の生徒様も例外ではありません。
しかし、中級・上級レベルの生徒様は、下記の標準的な学習時間よりも短く終了することが可能です。
ケンブリッジ英検につきましては、記載されたステージを終了すると各試験の合格レベルに達するといわれています。TOEICについてはケンブリッジ英検からの換算スコアを目安として掲載しています。
ステージ | 単語数 | 累積単語数 | 学習時間 | 累積学習時間 | ケンブリッジ英検 | TOEIC |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 253 | 253 | 10 | 10 | ||
2 | 242 | 495 | 10 | 20 | ||
3 | 255 | 750 | 10 | 30 | ||
4 | 209 | 959 | 10 | 40 | KET | 300点-350点 |
5 | 263 | 1222 | 15 | 55 | ||
6 | 258 | 1480 | 15 | 70 | PET | 350点-500点 |
7 | 325 | 1805 | 15 | 85 | ||
8 | 369 | 2174 | 15 | 100 | ||
9 | 526 | 2700 | 15 | 115 | ||
10 | 616 | 3316 | 15 | 130 | ||
11 | 1743 | 5059 | 15 | 145 | ||
12 | 562 | 5621 | 15 | 160 | FCE | 800点以上 |
※TOEICの換算スコアは以下のウェブサイトを参考にしています。
http://www.justycom.jp/cambridge/main-suite.html
カランメソッドでは、ケンブリッジ英検に合格するまでの時間を比較することで、他の英語学習方法との学習効率について調べています。
下記の表は、カランメソッドと他の英語学習方法で、ケンブリッジ英検(PET及びFCE)に合格するまでの学習時間と合格率を比較したものです。
カランメソッドのレッスンで英語を学ぶ場合、他の英語学習方法で学ぶ学習者よりも、わずか1/4の学習時間でケンブリッジ英検に合格するという結果が出ています。
また、ケンブリッジ英検の国際的な合格率が70%であるのに対し、カランメソッドでは合格率が95%に達しているとのデータがあります。
ケンブリッジ英検 | 他の学習方法 | カランメソッド |
---|---|---|
PET合格までの時間 | ||
FCE合格までの時間 |
ケンブリッジ英検 | 受験者全体 | カランメソッド |
---|---|---|
合格率 |
英語を母語としない人の英語運用能力をはかるテストです。
カランメソッドでは、ステージ4を終了するとKET(外国人と何とか意思疎通できる英語力)、ステージ6を終了するとPET(英語圏で何とか日常生活を送れるレベル)、ステージ12を終了するとFCE(英語を日常使用する職場で働きたい人のレベル)に合格するレベルに達すると言われています。
テスト | レベル | 英語検定 | TOEIC |
---|---|---|---|
KET | 外国人と何とか意思疎通できる英語力 | 3級 | 300-350点 |
PET | 英語圏で何とか日常生活が送れるレベル | 3級-準2級 | 350-500点 |
FCE | 英語を日常使用する仕事に就きたい人向け | 準1級 | 800点以上 |
カランメソッドは、講師が質問を2回繰り返し、生徒様が1回それに答える、というシンプルなやり取りの繰り返しによるレッスン方法です。ただし、いくつかのルールに沿った回答をしなければなりません。
- ルール1
- パターンに沿った回答をすること
YesやNo、または単語のみの回答は正しい答えとはみなされません。主語・述語などがすべて揃った文章(フルセンテンス)、または講師から与えられる単語と構造を使った文章で回答することが求められます。
- ルール2
- 短縮形を使って答えること
回答では、I am not = I’m not、He is not = He isn’t、という短縮形を用いなければなりません。
- ルール3
-
レッスン中はテキストを見ないこと
レッスン中はテキストを見る必要はありません。レッスンに集中して、講師とのやりとりから学び取って下さい。復習等にテキストが必要な場合は、以下のサイトより直接ご購入いただけます。
- ルール4
- 間違いを恐れずに、なるべく速く答えること
講師は、考える暇を与えずに次々と質問を繰り出します。正しい回答をしようと意気込まず、間違えてでもなるべく早く答えることに慣れて下さい。間違えた箇所は何度も繰り返すことによって克服できるようになっていきます。
- 例1
- 講師は質問を2回繰り返します。
Is this a table? Is this a table? - 生徒様はフルセンテンスで回答します。
No, it isn’t a table, but it’s a chair.
- 例2
- 講師は質問を2回繰り返します。
Is this a pen? Is this a pen? - 生徒様は短縮形を使って回答します。
Yes, it’s a pen.
回答がわからない場合は講師がフォローいたしますのでご安心下さい。
カランメソッドでは受講ルールの他に、注意すべき点がいくつかあります。これらの注意点を意識して受講されることをお勧めします。
- 注意点1
- カランメソッドは、1960年代からイギリスで研究・開発された学習方法です。よって、古い単語(studentの代わりにpupil)や文法(He has a penの代わりにHe’s a pen)を用いる箇所があります。ですが、このメソッドは単語や文法を効率よく習得できるように構成されたものですので、講師が提示する例に従った用法で回答をして下さい。
- 注意点2
- いくつかの箇所では、単語や文法の習得のために不自然な例文が提示されることがあります(Has he two noses? 彼は鼻が2つありますか?など)。その不自然さに気を取られず、ルールに従った回答ができるように集中して下さい。
- 注意点3
- カランメソッドでは、講師が回答を引き出すために、生徒様の回答にかぶせるように発言することがあります。これは、生徒様の回答が間違っている場合だけでなく、正しい場合でも行われます。慣れないうちは居心地が悪く感じられるかもしれませんが、これもメソッドのルールに含まれるものですのでご了承下さい。
- 注意点4
- レッスンを進めるうちに、ディクテーション(書き取り)問題が出題される箇所があります。オンラインのレッスンでは、Skypeのチャットボックスを使用した書き取りになります。タイピングが苦手な方は、講師に申し出ていただければこの部分を飛ばすことも可能です。
- 注意点5
- 効果的な成果を得るためには、継続したレッスンの受講が不可欠です。なるべく定期的にカランメソッドのレッスンを受けられることをお勧めします。
- 注意点6
- 実践的な英会話力を鍛えるためにも、プレミア英会話で多くの講師のレッスンを受講し、様々な発音やリズムに慣れることをお勧めします。